「夢や目標がない」そんな子どもが増えています。
僕は幼少期から性別に違和感があり、人と話すことはもちろん笑うこともできませんでした。しかし、27才の時、友人が言ってくれた「あなたを理解したい」という言葉から、自分の思いを伝え、どんな小さなことでも行動し、社会の中で人と繋がる、そんな生き方を選べるようになりました。
子どもの頃、笑うことすらできなかった僕は今、子ども達の前で「子ども達の笑顔を作る」という夢について笑顔で話をしています。
全ての子ども達が「生まれてきてよかった」と思えるように。そして、この先も「生きていたい」と思える世界であるために。
子ども達に僕の経験をお話することで「生きる力」を感じる、そんな講演・研修でありたいと考えています。
「誰もがマイノリティ」という言葉があります。その言葉の通り、誰もが何かしらの生きにくさや悩みを抱えながら、毎日を生きています。
今この瞬間も、僕たちが想像もしていない悩みや生きにくさを抱え、人知れず苦しんでいる人が社会にはいます。“性同一性障害”という言葉すらなかった時代の、僕自身のように…。
多様性とは、一人一人が抱えているその“背景”です。真の多様性社会の実現は、そうした“背景”を知ろうすることからスタートすると、僕は考えています。
本講演や研修では、性的マイノリティの基礎や性同一性障害の経験についてお話をしますが、それを事例として「誰一人取り残さない社会」を実現するために、僕たち一人一人が何ができるのかを、みなさんと一緒に考える時間になればと思っています。
性的マイノリティに限らず、全ての社会課題は複雑に絡み合いながら存在していて、すぐに解決できることばかりではありません。
それでも、考えることや行動することを諦めず、「昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでもよりよい社会になるように」と、みんなが“自分事”として気持ちを寄せ続けることが大切です。
現場が抱えている課題はそれぞれ異なります。その1つ1つの課題についての具体的な対策は、今苦しんでいる人のためにもちろん必要なこと。しかしそれと同じくらい、社会課題解決という大きなテーマに向き合い続ける姿勢も大切です。
全ての人が自分の可能性を信じ活躍できる社会であるために、性的マイノリティについての具体的な対策指導だけでなく、
「なぜ差別は生まれるのか?」
「誰一人取り残さない社会実現に向けてどんな行動を取ればいいのか?」
などをテーマとして、講演・研修を行なっています。
全ての人が、社会を一緒に作っていく“仲間”です。
是非、一緒に考えていきましょう。
静岡市に生まれ、幼少期より性別に対して強い違和感がある。
1997年
性同一性障害という言葉が日本での認知が広まり始めたことにより、自身もそれであることを自覚し、自ら医療機関に手紙を書くなどをして静岡市で初めての治療窓口を開拓。
2000年
「子ども達の笑顔を作ろう!」と当時としては非常に珍しい子供家具メーカーとして【えて】を創業。遊び心一杯のデザインとその世界観で個人事業時代から、全国の百貨店、通販、老舗子供服メーカーと契約を結び、また、テレビ番組や映画、CM等のセットとしても使用される。
2001年
性同一性障害の診断を受ける。
2004年
名前を正式に“中也”に改名する。
2005年
株式会社えてを設立。
自社商品の開発だけでなく、他社の商品開発や「子供」「家族」がキーワードとなるイベントや空間、幼稚園等のコンセプト立案等のアドバイザーとしても活動 。
2008年
性同一性障害当事者としてNHK「ハートをつなごう」公開放送のトークセッションにゲスト出演。他、多数のメディアにも出演。
2010年
「子ども達にチャレンジと達成感を体験できる場を」と【木育ワークショップ事業】 をスタート。静岡県産材活用のモデルケースとして同県より「木育を進める人づくり事業」を受託。延べ6000名以上の子ども達に木育ワークショップを開催。近年では、小・中 学校でのキャリア教育、総合・探求学習授業や放課後デイや支援学校等の療育の一環としても導入される。
そして2019
SDGs基本理念「誰一人、取り残さない」の言葉に出会い、「その社会を本気で目指してみよう」と決意。自身の性同一性障害と起業の経験、そして出会った人達とのエピソードから、「想いを伝える大切さ」や「一歩を踏み出す勇気」などをテーマに講演をスタート。LGBTの理解や支援を求めるのではなく、誰もが抱える「自身の生きにくさ」への向き合い方など、学校、行政、企業などで講演・研修を行い、「真の多様性社会における生き方」を伝え続けている。
“性同一性障害”という言葉すらなかった時代から今までの経験、そして「子ども達の笑顔を作る」という夢を見つけ、思いだけで子ども家具メーカーを創業した経験から「思いを伝える事の大切さ」や「小さな行動の積み重ねが前例となり、社会変化に繋がること」、夢を叶える方法などをお話しています。
「夢が目標がない」「どう行動していいかわからない」「自分の気持を表現することが苦手だ」そんな子ども達が増えている今の時代に、僕の経験が少しでもお役に立てたらと思います。
【タイトル例】
・思いを伝える生き方
・自分らしく生きる
・SDGs講演~誰一人取り残さない社会実現に向けて~
・新しい時代を生きるこども達のために など
※講演には以下のような内容が含まれます。
LGBT基礎知識/性同一性障害当事者の実体験/生きる力 など
探求学習や総合学習、学校保健委員会などでの講演についてもご相談をお受けしております
性的マイノリティに限らず、人はそれぞれ生きにくさや悩みを抱えています。
その気持ちに寄り添い、誰もが生きやすい社会を作ることが今求められています。
本講演研修では、性的マイノリティの基礎知識、アウティングなど、企業や組織として注意すべきことの他、性同一性障害当事者である僕自身の経験を事例として、社会課題とどう向き合うのか、誰一人取り残さない社会を実現するために。どのような行動をしていけばいいのかなどを、研修形式または対話形式で進めていきます。
【タイトル例】
・企業における性的マイノリティ基礎知識
・LGBTQに関する基礎講座
・ダイバーシティセミナー~企業における多様な性のあり方~
・性の多様性を考える~性同一性障害(性別違和)について~
・人権講演会~誰1人取り残さない社会を実現するために~ など
※講演には以下のような内容が含まれます
LGBT基礎知識/SOGIハラやアウティングの防止措置/LGBT等に対する社内体制づくり など
PTAや保護者向けの講演としてもご相談をお受けしています
講演内容につきましては、事前のお打ち合せにより柔軟に対応いたします。
また、講演費用、研修費用につきましてもお気軽にご相談ください。
(各種お問合せは、掲載の『お問合せ先』までお願いいたします。)
・島田市立川根中学 講演
・静岡市若者支援センター 講演
・島田市立初倉中学 講演
・富士市立富士中学 講演
・藤枝市志太地区学校保健会 講演
・静岡市立有度第一小学校4年生 講演
・焼津市立和田小学校6年生 講演
・広幡小・中学校 職員研修
・静岡県立下田高等学校南伊豆分校 講演
・富士市吉原第三中学 講演
・藤枝市校長会 講演
・御前崎市立浜岡中学 講演
・富士市立富士川第一中学 講演
・広幡地区青少年育成会 講演
・藤枝市大井川中学 講演
・焼津市立東益津中学 講演
・静岡大学附属島田中学 講演
・清水第六中学 職員研修
・御前崎市立御前崎中学 講演
・富士市立鷹岡中学 講演
・島田樟誠高等学校 講演
・藤枝中学区 職員研修
・富士市須津中学 講演
・静岡市適応指導教室 講演
・子どもの未来を考える会 講演
・常葉菊川高等学校 講演
・静岡市富士見小学校4年生 講演
・島田市神座小学校6年生 講演
・島田市川根小学校 講演
・富士市元吉原中学 講演
・富士市立第二中学 講演
・静岡市城内中学 講演
・島田市伊久美小学校5・6年生 講演
・富士市立富士川第二中学 講演
・島田市立伊久美小学校 5・6年生講演
・静岡北中学校、高等学校 講演
・藤枝市立岡部中学校 講演
・藤枝順心中学校・高等学校 講演
・星美学園静岡サレジオ幼・小・中・高等学校 講演
・常葉大学附属常葉中学校・高等学校 講演
・藤枝市立西益津中学校3年生 講演
・榛原地区校長会 研修
・富士市吉原北中学校 講演
・富士市岩松中学 講演
・富士市岳陽中学 講演
・焼津市立大井川中学 講演会
・吉田中学校 PTA・職員 講演会
・藤枝市立青島中学 講演会
・富士市鷹岡中学 講演会
・富士市田子の浦中学 講演会
・静岡県福祉課人権同和室 研修
・静岡市役所 職員研修
・E-project オンライン講演
・SBS学苑 パルシェ校 講演
・富士市LGBT成人式 講演
・富士市産業支援センター 講演
・起業ひふみ塾 オンライン講演
・はちどりカフェ オンライン講演
・御前崎市シニアスクール 講演
・長泉町 LGBT 講演
・手話通訳問題研究会小笠 講演
・浜松市人権啓発センター 研修
・富士市男女共同参画推進委員 研修
・御前崎市ボランティア 研修
・静岡県中部労務管理等研究会 研修
・静岡新聞社・静岡放送 社員研修
・ライオンズクラブ(新橋) 講演
・中部労務管理等研究会 研修
・こどもクリエイティブタウンまある 職員研修
・senseiポータル オンライン講演
・差別を生み出さない社会へ オンライン対話会
・自治労静岡県本部 研修
・静岡大学地域連携論 シンポジウム
・静岡県パートナーシップ シンポジウム
・富士市男女共同参画課 人権講演
・焼津市役所職員研修 研修
・静岡大学主催 地域づくり人材、公民館職員等研修会
・沼津市主催 性の多様性セミナー
・静岡人権擁護委員会協議会 研修
・静岡県市町担当者職員研修
・静岡市城内中学PTA 講演会
・川根本町教育講演会
(中学校長先生/依頼者)
「思いを伝える」ことで、自分自身が変わり、道が開けていくという内容が、生徒達の心を打ち、自分もまた頑張っていこうという励みになりました。講演後学級で書いた生徒達の感想からも充実した時間を過ごせたことが伝わってきました。普段の授業では経験できない有意義な時間を過ごさせていただきました。
(中学校長先生/依頼者)
夢をもつことやそれを叶えるために、まず自ら動く事の重要性、また、人間の持つ様々な個性を大切に生きていくことの必要性について、改めて考える時間となりました。今回の講演は拝聴した全てのものにとってかけがえのない貴重な体験となりました。
(中学1年生)
お話を聞いて、人に思いを伝えることがどれだけ大切な事なのか、再確認することができました。誰でも1人で抱え込んだり、辛かったりしていることがあると思いますが、それを言える人になりたいし、言ってもらえる人になりたいと思いました。人に自分の思いを伝えることはすごく勇気のいることだと思うけど、大切にしていきたいです。
(中学3年生)
社会が変わることを他人事ととらえず、自分で出来ることを精一杯するということが大切だと思った。性別に関する事のように、今当たり前であることが誰かの生きづらさに繋がっているかもしれないと思うと、いろいろな事に関心を持つことが大切だと思った。
”誰1人取り残さない”この言葉の重さを改めて知り、自分の中に一本軸をもって行動できる人になりたいと思った
(企業人事担当者/依頼者)
SDGs及び人権についての研修として依頼しまいた。LGBTQについての基礎知識はもちろんですが、安池さんの身を削って紡ぎ出す一言一言を目の当たりにし、私は心が震える瞬間が幾度となくありました。
この勉強会を通して、特別ではなく、寄り添い、尊重し、理解しようとすることが大切なんだと気付かされました。
一人でも多くの方に届き、変わる第一歩につながる、つなげていきたいと思います。
(行政職員/依頼者)
市職員研修として依頼しました。生きることに何の疑問をもたずに生きてきていると、ドラマや小説や漫画のようなフィクションよりも現実のほうが過酷なこともあることを想像できません。それが悪いという事ではなく・・それと同時に、実体験・実話に勝るものはないとも感じました。
私の立場で今できることはないかを考え行動していきたいと思います。
株式会社えて
「危ない」ことから遠ざけられがちな現代社会の子ども達に、挑戦の場を。静岡県産・樹齢約60年の杉材を用いた教育工学等に基づいて開発されたオリジナル木育ツールを使って、子ども達の自信と達成感、適応力、自己肯定感、挑戦意欲を育て、レジリエンス(折れない心)を醸成します。
安池中也の講演・講座は、誰一人取り残さない社会を実現するための日々の取り組みです。
学校や企業様問わず、可能な範囲でご予算やご希望に添えるよう対応していますので
お気軽にご相談ください。
はい、可能です。
講演や講座の趣旨に則り、基本となるお話や研修の柱はありますが、
ご希望を踏まえ可能な範囲で臨機応変に対応しています。
例えば、当事者が聴講していることを前提とした講演や、
今後、陣頭指揮をお取りいただく先生方や管理責任者様に向けた内容など、幅広くご相談をお受けしています。
※LGBT研修はもちろん、LGBT理解増進法に関連した講座等にも対応しています。
安池中也の講演・講座は、「子どもたち笑顔をつくる」という理念からスタートしていることから
各種学校での講演が比較的多くなっています。
しかしながら、マイノリティや生きる力の講演や起業など困難をエネルギーに変える講座は、
開催先によって実施できないものではありませんので、企業様や行政機関など、幅広い開催実績があります。
今後も、様々なご要望先や環境において、講演・講座開催地が増えていくことが予想されます。
お気軽にご相談ください。
小学校・中学校・高等学校・特別支援学校、企業、公共団体、行政機関(市役所等)などでの
講演・講座実績があります。講演・講座以外にも、社会課題についての取り組みや
検討委員、講師(相談員)としても積極的に参加しています。
はい、可能です。
マイノリティ・マジョリティ問わず、いつでもご質問やご相談をお受けしています。
実際、講演後に聴講者の方から、今後の対応や考え方についてご質問をお受けすることがよくあります。
また、講演後に匿名で当事者からご相談をお受けすることもあります。
聴講・受講後におけるアドバイザーとして、ご遠慮なくお声掛けください。
多様性に関する取り組みは、皆さまご自身、社会全体が取り組んでいくべき課題と言えます。
これまでの経験から、アドバイスやサポートはしっかりと行ないますが、
実際の取り組みそのものは、皆さまが主役で進めていただくものだとお考えください。
通常は、半年より前からのご連絡が多くなっています。
これは、講演・講座開催ご希望日の日程調整や、
内容に関する事前のお打ち合わせを行なう必要があるためです。
もし、様々なご事情により、講演・講座までのお時間がない場合も、お気軽にご相談ください。
誰一人取り残さない社会の実現に向けて、皆さまと可能な限り前に進めていきたいと考えています。
はい、講演・講座ともに、何名様からでも可能です。
参加人数も踏まえ、講演・講座内容について事前にお打ち合わせさせていただきます。
はい、日本全国北海道から沖縄まで、どこへでもご訪問いたします。
交通費等につきましては、お問合せ~事前のお打ち合わせの期間内に取り決めさせていただきます。
基本的に、事前のお打ち合わせ(お見積り)以外で追加費用が発生することはございません。
また、どのような場合も親身になり対応させていただきますので、ご安心ください。
会場・設備を含め、専門的なもの(ex;ステージや音響設備など)がない場合でも
まったく問題ありません。
特殊なご事情がある場合を除き、講演・講座の内容につきましては基本的に録音や録画等、
デジタル記録媒体への保存や公開、転用をお断りしています。※講演風景の写真撮影等は除きます
これは、SNS等に関するトラブルの防止や、日々情報が更新される本講演・講座を取り巻く
環境や社会情勢の変化という観点からの対処となります。ご了承ください
はい、講演者名(安池中也個人名)、企業名どちらでも発行が可能です。
詳細は、事前のお打ち合わせの際にご確認させていただきます。
いずれかの窓口でお受けしています。
①講演者(安池中也)本人の携帯電はまたはメールアドレス
②株式会社えて(えて静岡基地)の固定電。
※株式会社えては、講演者が代表を務める静岡市に拠点を置く会社です。
詳しくは、本ホームページ内、「お問合せ先」をご覧ください。
大切なのは、講演・研修をどのように現場に活かしていくかということ。
具体的な対策指導、課題解決への取り組みなど、必要であれば、フォローアップさせていただきます。
隊長(講師)本人とお話しいただけます。匿名でのご連絡でも大丈夫です。
講演や百貨店等での催事などにより折り返しとなる場合もありますが、
どうぞお気軽にご連絡ください。